マレーシアの物価水準は、日本の「1/3」程度と言われおり、不動産価格も日本と比べて格安です。 首都KL(クアラルンプール)の一般的なマンション(コンドミニアム、コンド)のm²単価は、世界でも物件価格が高い地域である香港、シンガポール、東京と比べて「1/10」程度で、一人当たりの名目GDPや国民総所得がマレーシアを大きく下回るマニラ、バンコクなどよりも安くなっています。 また、外国人に人気が高い、現地の人が羨むようなクアラルンプールの最高級コンドに限ってみても、東京都心の最高級マンションと比べて、概ね「1/5」前後のm²単価となっています。 マレーシアの物件価格が格安である理由には、2006年頃まで外国人の不動産購入に対する規制が厳しく、不動産市場に外国資金が多く流入してなかった点、マレーシアの国土面積が33.1万k㎡と、日本(37.8万k㎡)の9割程度である一方で、人口が2011年時点で約2860万人と、日本(約1億2782万人)の1/4以下の人口であることから、住宅用地が多く依然として土地価格が安い点、そして地震・台風などの災害がほとんどなく、日本ほど厳しい建築・耐震基準が課せられておらず、建物の構造が比較的シンプルで建築コストが多く掛からない点などが挙げられます。 決して、「物件価格=質」というわけではありません。


KL(クアラルンプール)の高級コンドは、欧米で学んだ先進的なデザイナーや有名ホテルなども手掛ける大手デベロッパーによって設計・開発されています。 そのため、建物外観は極めてセンスが良く、斬新で洗練されたデザインで構築されており、室内は欧米仕様で広く、天井が高いことから開放感に溢れています。 さらに、3000万円以下といった低価格帯のコンドでも、24時間ガードマン常駐のセキュリティゲート、プール、ジム、専用駐車場などが完備されているほか、テニスコートやバーベキュー場、ゴルフ会員権付きの物件もあり、日本よりもハイクラスの生活を楽しめます。


マレーシアは固定資産税をはじめとする不動産の取得・保有・居住・売却に関わる諸費用が格安であるほか、住民税や相続税・贈与税が“0”の国です。 また、国内不動産市場を活性化させるために規制を緩和し、東南アジア諸国では唯一、国外の外国人でも購入した不動産を幾つでも自分の名義で登記することができます。対象不動産を担保にしたローンでの購入も可能(物件価格の最大80%程度までローン可⇒当初の自己資金は約20%で可能.)であり、少ない自己資金でもローンを活用することによって、レバレッジを効かせ、投資効率を高めて不動産投資を行うことが可能です。 長くイギリスの植民地下にあった経緯から、法律・契約面は英国法基準でしっかりと整備されている上、政治リスクもほとんどないため、マレーシアは外国人でも安心して不動産を所有できる国といえます。



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