日本は今、財政赤字、増税、高い相続税、年金問題、空転する政治、産業の空洞化、少子高齢化、人口縮小、大震災の可能性、原発リスクなど、解消の目途が立たない数多くの暗雲に包まれてしまっています。海外移住・日本脱出を真面目に検討する人が急増しているのは当然の流れといえるでしょう。それでは、日本人の移住先として最適な国・地域は果たしてどこでしょうか? マレーシアは、財団法人ロングステイ財団の調査において、オーストラリアやハワイといった人気地域を抑え、2006~2012年にかけて7年連続で日本人が住みたい国「世界No.1」に選ばれており、2012年の調査では2位のタイに倍近くの差をつける人気を誇っています。 また、最長10年間有効(更新可)となるMM2H(長期滞在ビザ)の日本人取得者数においても、2012年は前年に比べて約2倍に増え、国別ランキングで2年連続で首位に躍り出るなど、日本人のマレーシア移住が大変人気を博していることがデータでも裏付けられています。 その背景には、東日本大震災や原発問題の影響等によって海外移住を考える人が増加した上、ここ最近の円安基調も相まって、資産を海外に移すという動きが広がりを見せていることも大きな要因としてあると考えられます。 実際、将来を見越してMM2Hを取得する日本人も多く、投資用としてだけではなく、日本で天災や財政破綻等があった際の避難先を確保する目的で、マレーシアで不動産を購入される方も増えています。
マレーシアが選ばれる最大の理由の一つは、“日本よりも安い生活費(物価は約1/3)で、日本より高い生活水準を享受できる”からですが、多民族国家で外国人を受け入れやすい土壌であること、世界有数の親日国家で国民もフレンドリーであること、一年中常夏で過ごしやすいこと、衛生的で治安が良いこと、英語が通じること、医療水準が高く日本語対応可能な病院が多いこと、花粉症がないこと、地震・台風・火山といった天災がほぼないこと等、他地域を圧倒する数多くの魅力が人気を後押ししています。
さらに、マレーシアには住民税や相続税・贈与税などがないため、税制面において日本より有利です。例えば、日本とマレーシアは租税条約を締結していることから、マレーシアに“税法上の居住者”としてお住まいの方に支払われる年金は日本で課税されませんが、マレーシアの税法でも年金は原則非課税であるため、双方の国から課税されないという、大きなメリットを享受できます。年金の受取指定口座を海外(マレーシア)の銀行に設定することも可能です。 また、他国と比べて比較的簡単に長期滞在ビザを取得しやすく、外国人誘致に積極的であり、プール・ジム付の高級コンドミニアム(高級マンション)を安価で購入できることも、移住やセカンドハウス購入、日本脱出を検討する方には大きな魅力です。


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